Eテレの朝の番組「0655」の「たなくじ」、初めて見た時に面白いアイデアだな〜と思いました。
2011年からやっているそうで、月曜日のコーナー企画だそうです。
知る人ぞ知るって感じなのでしょうか。
朝の番組でよくある占いとは一線を画したおみくじ方式の「たなくじ」。
朝のバタバタと朝のEテレとスマホ、どれも欠かせない!
子育て世代に狙い撃ちしたアイデアに、一目惚れしました。
「たなくじ」とは
NHKのEテレの朝の番組「0655」の月曜日のコーナーです。
爆笑問題の田中さんがくじを持っている画像が、パラパラ漫画のように流れます。視聴者はそれをスマホで撮影します。
撮れた1枚が、おみくじになっているというものです。
アイデアが面白い
占いやおみくじ、アドバイスは朝の番組の定番ですよね。
その中でおみくじが引ける。
いや、実際におみくじが引ける。
実際に引ける、とは、結果がわかるだけじゃなくて、結果が画面に残る事を意味しています。
こういう発送って面白くて大好き!
要は、パラパラ漫画のように放送されるおみくじ(たなくじ)を「視聴者がスマホで撮影する」ことで、そのうちの1枚が手元に残るというわけです。
まず、テレビを観ている視聴者を物理的に動かす(スマホで撮影させる)という発想が面白いなと思いました。
さらに、視聴者はおみくじをもらうことができる、
テレビから。
テレビから何かもらったことってあります?笑
確かに、朝の時間帯のテレビってボーッと観るというよりは、忙しい中で流れているという感覚に近いもの。
なので、ボーッとしている時よりも視聴者は動きやすいのかな?
実際我が家でも朝の出勤前などのバタバタ時間、スマホは手元にあることが多いです。動線上にあるから、つい参加したくなります。
ターゲットがはっきりしている
まず、朝の風景を思い返して見てください。
我が家を例にとると、
「やばい!もうすぐ7時や〜(汗」
と思いながら、みています。
こんな感じの朝を過ごしている方がほとんどではないでしょうか。
私たちのような子育て世代の視聴者がターゲットの番組ですよね。
朝のバタバタ時間に、Eテレは欠かせない存在!
Eテレが朝の風景の一部となっている過程も少なくないのではないでしょうか。
そして、スマホ24時間体制で持ってる世代でもあります。
こうしたターゲットを狙い撃ちに来た「たなくじ」、素敵です。
うちはまだまだ子供に手がかかって、撮影できないことも多いですが・・・。アイデアが面白いなと思って、ファンになりました。
絶妙に気になってしまう要素
どうでもいいけれど絶妙に気になってしまう事の代表格が「朝の占い」のような気がします。
特に、信じるタイプでもないんですが、熱心にみてしまう私です。
星座占い。
1/12に自分がカテゴライズされているだけなのに、自分の星座の番を待って、作業の手を止めてしまったり。
自分の該当箇所を必死で探して、地味に信じてしまうことも。
こういうのを冷静に掘り下げて考えていくと「ターゲットの絞り方」とか「人をどうやって動かすか」が見えてくるように思います。色々なシーンで応用して使えそう。
可愛いおみくじの内容
たなくじのアイデア、面白くてファンになりました。
何と言っても、田中さんのおみくじが可愛い。
おみくじも大した事は載ってないんです。(とても失礼)
でも、一日の始まりにみるたなくじの嫌味のない明るい雰囲気は何かしらのプラスに働くような気がします。気持ちの上での、って感じふんわりとしたことしか言えませんが。
誰にでもわかりやすいこと、
敵を作らないこと、
番人ウケって、結構難しいですよね。
考えれば考えるほどドツボにはまっちゃいます。
それを、さらっとやってのけているのが田中さんのキャラクターです。
以上、一ファンの熱弁でした。
ついつい参加したくなる要素が満載だなと思うにつれ、よく考えられているなーと思い、勝手に深読みして見ました。
まとめ
占いの類は、特に信じる方でもないんですが、つい自分の該当箇所を心待ちにしてしまうも節があります。
世の中には、色々な占いがあります。
たなくじ、こういう発想やアイデアが好きです。
デザインカテゴリーの記事にせずには要られませんでした。